ロイター 2022年4月21日
世界の旅行、観光業界は2023年にパンデミック以前のレベルに戻り、世界のGDPの成長率を上回るペースで成長するとWTTC(世界旅行ツーリズム協会)はマニラで開催された会議で発表した。
- 2022年から2032年にかけて世界のGDP成長率が2.7%であるのに対し、旅行業界は年平均成長率が5.8%となることが見込まれる。また新たに126百万人の雇用を生むとも報告した。
- 2019年旅行業は世界のGDP、雇用の10分の一を占めており、コロナは全産業のUSD9兆6千億を奪い、生産額は半減し、さらに62百万人の雇用を奪った。"回復には目をみはるものがあり、非常に力強い。もちろん中国の再開によるところも大きい。"とシンプソンWTTCプレジデントは述べた。
- 中国のゼロコロナ政策と、引き続きのロックダウンは世界の貿易、国内外の旅行に混乱を巻き起こしている。
- 旅行、観光業界のGDPは今年USD8兆3,500億が見込まれ、2023年にはUSD9兆6千億が予想され、これはパンデミック以前のレベルと言える。ツーリズム関連雇用は今年3億に回復し、2023年には324百万となると予想され、2019年の333百万に近づく。
- アジア太平洋地域のみでもサービス業関連のGDPは2023年にUSD3兆4千億となり、2019年のUSD3兆3千億を上回る見込み。
- 北米やヨーロッパと比較し、アジア太平洋は国境規制があり、業界回復が遅れている。東南アジアでは入国、検疫規制が解除されたため旅行者は戻ってきている。しかし完全な回復は遅いと業界関係者は述べている。
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