【USPジャパンの視点】
① 訪日クルーズは、「寄港地での観光コンテンツが脆弱で伸びが鈍化」「コロナ禍の悪印象」と不遇な時期が長期化も、afterコロナにおけるインバウンドの成長にはクルーズ振興が必要不可欠。
② アメリカのクルーズ会社「Regent Seven Seas Cruises」は、2023年に東京を目的地とするクルーズ旅行を実施することを明らかにした。
③ 今回のプランは「バリ発東京着29日間」「香港発東京着14日間」、いずれも寄港地は「鹿児島~高知~京都~東京」というプラン。
④ 訪日クルーズの再興は、長期的なインバウンドの成否だけでなく地域振興のカギを握る重要な要素と考える。
アメリカのクルーズ会社「Regent Seven Seas Cruises」は、2023年に東京を目的地とするクルーズ旅行を実施することを明らかにしました。
新型コロナウイルス感染症の発生以降、インバウンド停止、クルーズ旅行の衰退などがみられていましたが、2023年にはクルーズ船による訪日旅行客を迎えられるようです。
すでに予約が開始しており、プランの一部ではキャンセル待ちも見られます。
バリ、香港からのクルーズ旅行、東京発着の周遊プランも
Regent Seven Seas Cruisesが発表した東京着の訪日クルーズ旅行は、バリ発、香港発の2つのプランがあります。
バリ発東京着のプランは29日間のクルーズ旅行となっており、シンガポール、タイ、ベトナム、香港、中国を巡ったのちに日本に到着します。日本の寄港地としては鹿児島~高知~京都~東京というプランです。
香港発東京着のプランは14日間のクルーズ旅行で、台湾、中国を経由して日本に到着します。日本国内の寄港地は、バリ発プランと同様です。
両プランともに、東京到着後には無料で3日間の宿泊プランのを楽しむことができるということです。そのため、東京周辺のインバウンド需要も期待できるでしょう。
また、Regent Seven Seas Cruisesは東京発着の周遊プランも発表しています。同プランでは、名古屋、京都、沖縄のほかに韓国にも寄港する予定です。
コロナ禍によって停止状態が続いていた訪日クルーズ旅行ですが、2023年にはクルーズ旅行再開とともに訪日客も迎えられる見通しです。
【引用元】
https://honichi.com/news/2021/08/11/cruiserestart/
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