人気温泉地の予約人数ランキング発表、白浜温泉が初のトップ3入り

【USPジャパンの視点】

要約

① 楽天トラベルは、年間の宿泊人泊数を温泉地ごとに集計した「2021年年間人気温泉地ランキング」を発表した。

➁ 上位として常連の「熱海温泉」と「別府温泉」が前年同様に1位、2位を占めたが、今回初のトップ3入りとして「白浜温泉」が加わった。

解説

躍進の和歌山は県内活性化施策が原動力も、コロナ後の県外・海外旅行者への波及も期待!

原動力となった「わかやまリフレッシュプラン」は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている観光産業を支援するための和歌山県独自の観光支援策。

 昨年10月8日〜12月31日に行われた「わかやまリフレッシュプラン3rd」は、県内旅行事業者や宿泊事業者による5,000円以上のプランが対象で、①旅行代金最大半額、②リフレッシュクーポン2,000円分付与というもので、対象は和歌山県在住者限定であったが、高評価を得て終了した。

 コロナ禍を考慮した県内旅行促進が見事に機能したものだが、当該期間内の旅行事業者・宿泊事業者の実利を生んだだけでなく、話題になることで、様々なメディアの露出やSNSを通じた魅力の拡散につながり、ゆくゆくは県外や海外の旅行者も誘引することにつながるだことも期待できる。


【記事の概要】

 楽天トラベルは、「2021年年間人気温泉地ランキング」を発表した。年間の宿泊人泊数(=宿泊人数×泊数)を温泉地ごとにランキングしたもので、今年で8回目。静岡県「熱海温泉」と大分県「別府温泉」が8年連続で1位、2位を獲得したほか、和歌山県「白浜温泉」が初のトップ3入りを果たした。

 熱海温泉は昨年発生した土砂災害の影響を乗り越え、8年連続の1位。県内からの宿泊が前年同期比約1.7倍と伸長したことが復興を支えた。別府温泉は新規開業やリニューアルが相次ぎ、楽天トラベル登録宿泊施設の部屋数も2021年の1年間で600室以上増えた。

 3位は和歌山県の「白浜温泉」で、初のトップ3入りとなった。2020年7月から実施している県内旅行促進キャンペーンがランクインに寄与。同県民の前年同期比は65.8%増で、コロナ禍でも2年連続で堅調に伸長した。


2021年 年間人気温泉地ランキング

順位 都道府県名/温泉地名/2020年順位

1位 静岡県/熱海温泉/1位  

2位 大分県/別府温泉/2位  

3位 和歌山県/白浜温泉/4位

4位 群馬県/草津温泉/3位 

5位 栃木県/那須温泉/5位  

6位 栃木県/鬼怒川温泉/7位 

7位 北海道/函館温泉/6位  

8位 静岡県/伊東温泉/8位  

9位 神奈川県/箱根湯本温泉/11位 

10位 宮城県/秋保温泉/10位 




【引用元】

https://www.travelvoice.jp/20220117-150466



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