グローバルレポート|ミレニアム、Z世代は彼らの上の世代と比べ、より高級品を受け入れる傾向にある。

ファッションネットワーク 2022年1月25 日

Y世代、Z世代は主要高級ブランドにとって重要な顧客ターゲットだが、調査によると彼らよりも上の世代以上に彼らが重要であることがわかった。彼ら若い消費者は、特に新たなテクノロジー、サステナビリティーという観点から高級ブランドへの期待が高い。

  • ベビーブーマーが高級品の主要ターゲットというのは今や当てはまらない。若い世代が高級品に目を向け、特に最上級の商品が伸びている。決済サービス企業Klarnaの調査によると過去12ヶ月でZ世代(63%)、ミレニアム世代(63%)が彼らの上の世代、X世代(45%)、ベビーブーマー(25%)よりも多く高級品を購入した。
  • パンデミックの影響で高級ブランドはデジタルへの加速が重要と理解した。そして顧客は急速に若い世代に移行していることがわかってきた。調査によると消費者の10人中8人はブランドに対し、革新、新しい技術を求め、それらが購入決定の鍵となると返答。そして3分の1の消費者が高級品をオンラインで買う際、スマホアプリを好んでいる。
  • ソーシャルネットワークからメタバースへ:デジタルに長けた若い世代の高級品消費者はどのように買って、支払うかに関しては新しさを求めている。ブランドの魅力(52% ),独自性(39%)はいまだに購入の決め手となっており、購入経験を通じて柔軟性、革新を求めている。
  • これら若い消費者を前に、高級ブランドはソーシャルネットワークを無視できない。Z世代の83%,ミレニアム世代の3分の2はソーシャルネットワークで高級ブランドをフォローしている。さらにZ世代の75%,ミレニアム世代の63%がソーシャルネットワーク、主にYouTube, TikTokで商品を見つけ、購入している。
  • 主要ファッションブランドはメタバースへの取り組みを進めている。メタバースについて聞いたことがあると回答した10人中6人は新しいチャネルで高級品を買う事に興味があると回答。一般的に消費者の間では自宅のソファーで商品を試着できるような新しい技術への興味は高い。
  • 品質、職人技術、ローカルコミュニティーの間でラグジュアリーはサステナブルでいられるのか?回答者の59%は高級品購買はよりサステナブルであり、10人中4名はその品質のおかげで長期的な節約になると回答。Z世代は特に「少なく、賢く買うというマインドセット」を持っている。

https://us.fashionnetwork.com/news/Millennials-and-gen-z-are-now-more-likely-to-embrace-luxury-than-their-elders,1371944.html

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