ファッションネットワーク 2022年4月13日
- Akeneoの調査によるとオムニチャネルのオファーが拡大する中、小売業者のメタバースの活用が、デジタルでの商品情報提供の需要をさらに高めている。PXM社(商品体験管理専門)の調査では、グッチ, トミーヒルフィガー、ドルチェ&ガッバーナ、セルフリッジといったパイオニアを含むブランド、小売店の多くがメタバースを提供し初めている中、英国の消費者の42%が商品購入の際、商品情報を得るのにARを使いたいと思っているという結果が出ている。
- 1800名以上を対象とした2022年B2C調査では、英国の消費者の32%が買いたいと思っている商品、もしくはサービスを知るためボイスコマース技術を使いたいと回答している。一方、37%が商品を見つけるために将来チャットボットを使うだろうと回答。
- デジタルを活用した商品情報の重要性が高まる中、商品配達情報における店舗の役割も高まっている。調査の72%は商品調査、そして購入決定のため、いくつかのソース、チャネルを検索すると回答。81%は店舗内で商品の調査を開始し、オンラインで購入している。オムニチャネルでの商品情報提供はさらに重要性を増している。不十分な商品情報は売り上げを逃すばかりでなく、ブランドのロイヤルティーを下げることにもつながる。実際商品情報が十分でないと買わないと、62%が回答。また65%は不十分な商品情報だけでなく、そのブランドからも買わないとし、小売店への信頼も失うと回答。
- AkeneoのCEOは「我々のショッピングの仕方は急速に変化し、消費者がどのように、そしてどこで貴社の商品を知り、あなたのブランドに何を期待するかを理解することが重要です。様々なオンラインチャネルでの貴社の商品経験はまず、一貫性がなくてはならず、次に消費者が購入や返品を行うすべてのポイント(デジタルかフィジカルかを問わず)で継続される必要があります。」と述べた。
https://us.fashionnetwork.com/news/Metaverse-growth-means-consumers-now-expect-more-digital-ar-product-info-report,1396841.html
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