グローバルレポート|中国のZ世代に高級時計、宝飾を販売したい?ならば持続可能性が鍵。

Jing Daily 2022年4月28日

  • 世界においてZ世代はそれ以前の世代(ミレニアム世代も含む)に比べて、ブランドの環境への配慮を重視している。2019年の調査によると、Z世代の殆どは持続可能なブランドを好み、持続可能な商品に対しては10%以上多く支払うことも厭わない。2020年の調査によるとZ世代の調査回答者の75%はブランドが従業員、そして消費者の安全性を確保しているかの証拠を確認したいと思っているという結果が出ている。
  • 中国では持続可能性と環境保護主義がZ世代の購入決定にどの程度影響を与えるのか、意見は別れる。2019年の調査では9カ国、15,500名の回答者のうち中国のZ世代の25%が環境に優しい商品を考慮するとし、それは世界の平均13%のおよそ倍にあたっている。
  • 中国の若い消費者にとって持続可能性の高い商品はまだまだ曖昧なものであり、主に食品、飲料、美容、スキンケアなどの領域にとどまっている。そしてこれら商品の多くは過去10年以上にわたり商品の安全性などを確保してきた。持続可能性の信頼を高めるため、より多くのラグジュアリーブランドが今やリサイクルの材料を使用し、二酸化炭素排出量を減らす努力をし、中国では一般的な環境への関心を高めている。
  • Impact Hub Shanghaiの持続可能性報告書によると中国の若い、グリーン消費者は未だにとらえどころがなく、インタビューを行った71%は持続可能性商品を購入したいと回答しているが、購入しているのは29%に過ぎない。デザイン性、品質、耐久性、そして一般のEコマースの経験などが消費者の購入決定の主な要因と考えられる。
  • 高級品市場では持続可能性への興味はZ世代で高まっており、環境への影響を配慮するラグジュアリーブランドを消費する傾向がある。Z世代が持続可能性へ注意を払っている。材料の使用だけでなく、どこでその宝石、またはレアメタルが採取されたかなども考慮されている。ブランドは高級時計、宝飾を製造する場合はRJC,Fairmined ガイドラインを採用し始めている。このアプローチを採用しているブランドの一つにミラノのポメラートがある。CEOは「持続可能性は中国で注目を集めているトピックであり、我々のジュエリーは100%責任ある金を使用して作られていることを強調しています。」と述べている。

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