地域活性化・地方創生
【USPジャパンの視点】
要約
① 静岡県西部地域局はこのほど、中東遠地域でのサイクルツーリズムによる地域振興策などを検討するワークショップを袋井市で開いた。
② 静岡県を通る太平洋岸自転車道が2021年にナショナルサイクルルートに指定されたことを受け本年度からワークショップを開催。
解説
ツーリズムの潮流であることは確か、早期の差別化・ブランディングが重要
本格的な観光が再開されたときのトレンド予測は、「アドベンチャーツーリズム」「スポーツツーリズム」「エコツーリズム」などで一致しており、それらと同じ領域でPRできるのが「サイクルツーリズム」だ。
しかしながら全国の自治体の多くが、同様のテーマで観光促進を図ってくることは容易に想像できる。対象地域の観光リソース(景観そのものの魅力のほか、その他観光スポット、飲食、土産、人など)のどの要素が他より秀でているか、磨き上げが可能かなど、ツーリストのベネフィットに照らし合わせて商品造成を図ることが望まれる。
いち早く伝える、よりダイナミックに伝えるということも重要。
本格的な観光が再開されたときのトレンド予測は、「アドベンチャーツーリズム」「スポーツツーリズム」「エコツーリズム」などで一致しており、それらと同じ領域でPRできるのが「サイクルツーリズム」だ。
【記事の概要】
静岡県西部地域局はこのほど、中東遠地域でのサイクルツーリズムによる地域振興策などを検討するワークショップを袋井市の袋井土木事務所で開いた。6市町(磐田、掛川、袋井、御前崎、菊川、森)の職員らが、サイクルツーリズムの概要や、各自治体での現状などについて理解を深めた。
6市町や県の担当者ら約30人が出席。事前に実施したアンケートの結果を報告し、各市町の観光施設などに誘引する仕組みや、官民連携の体制づくりを求める意見などが上がった。県西部でサイクルツーリズム事業に取り組む民間団体の代表者らを招いた勉強会や意見交換も行われた。
本県を通る太平洋岸自転車道が2021年にナショナルサイクルルートに指定されたことを受け、本年度からワークショップを開催している。来年度以降も継続し、地域活性化に向けた活用方法などを模索していく。
【引用元】
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1043111.html
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