「奈良の朝」特化イベント! 宿泊者数全国46位からの脱却へ

地域活性化・地方創生

【USPジャパンの視点】

要約

① 中川政七商店は、奈良の朝に特化したイベント「あさなら」を、4月9日(土)~4月24日(日)に、複合商業施設「鹿猿狐ビルヂング」および近隣店舗・施設にて初めて開催する。

② 楽しむ・買う・食べるという観光カテゴリーを、朝という時間に絞って「鹿寄せ」「朝市」「特別な朝食」でコンテンツ造成した画期的な取り組み。

解説

朝という時間そのものをコンテンツに! 奈良県の「ツーリストが泊まりたくなる」への挑戦

 「時間」という切り口をどのように料理するかということは、プロモーションの考え方として珍しくないが、奈良は直面する切実な悩みの解決として時間軸を用いたところがポイントだ。

 奈良県は観光地として有名 → ところが宿泊客が少ない →泊まらなければ体験できないことが必要 → 魅力的な朝のコンテンツ造成。課題解決に「時間」だけでなく「季節」や「対象顧客属性」をずらしたり…、そんなことが生み出すものがあるかもしれない。

 注目の取組みだ。



【記事の概要】

 株式会社中川政七商店は、奈良の朝に特化したイベント「あさなら」を、2022年4月9日(土)~4月24日(日)に、複合商業施設「鹿猿狐ビルヂング」および近隣店舗・施設にて初開催いたします。

 奈良市への観光客の約90%は日帰りといわれ、また県内宿泊者数も全国46位と、観光地でありながら宿泊するイメージが低い奈良。この地で300年前に創業し営み続ける中川政七商店によるイベント「あさなら」は、宿泊するからこそ体験できる、朝に特化した特別な企画を数多く用意。ホルンで大勢の鹿を呼び寄せる「鹿寄せ」や地元の野菜やパンが楽しめる「あさなら市場」、朝なのに晩餐(ばんさん)が味わえる特別な朝食など、奈良の朝の心地好さをお届けします。“泊まりたくなる街”を目指し、奈良に住まう人も訪れる人も、より一層奈良の魅力を感じていただけるイベントです。

朝の鹿寄せ

 ナチュラルホルンの音色に誘われて、大勢の鹿が森から駆け 寄ってくる催し「鹿寄せ」。迫力満点、奈良公園の風物詩です。 初の鹿猿狐ビルヂングによる主催で、全6日間開催いたします。 一日のはじまりは、奈良でしか楽しめない体験からどうぞ。

日時:4/9(土),10(日),16(土),17(日),23(土),24(日) 各9:00~9:20

場所:春日大社境内「飛火野(とびひの)」

参加料:無料

予約:不要 ※雨天中止(発表は鹿猿狐ビルヂング公式Instagramにて)

あさなら市場

 その土地ならではの特産物が一度に楽しめる朝市。今回は、 奈良近郊で育まれた有機野菜や天然酵母で焼き上げたパン、 奈良の実験的本屋ユニットが選書する本がずらりと並びま す。日本市 奈良三 条店前にて、朝からお待ちしています。

日時:4/17(日) 9:00~12:00 ※売り切れ次第終了

場所:日本市 奈良三 条店前(奈良県奈良市角振新屋町1-1)

出店:五ふしの草(野菜)、はとむぎの杜(パン)、ヌリタシ(本) ※雨天中止(発表は鹿猿狐ビルヂング公式Instagramにて)

朝なのに晩餐!?特別な一日をつくる朝ごはん

 特別な一日は、特別な朝ごはんから。一つ星レストラン「sio」が手掛ける至高の定食や、一杯ずつハンドドリップするコーヒーとフレンチトースト、カフェインたっぷりで目覚めに丁度いい朝抹茶のほか、近隣の「堀内果実園」「菩薩咖喱」でも朝食を同時展開。

朝だけじゃない!お昼からも楽しめる奈良体験

 お昼から楽しめる企画も続々。世界に一枚の「花ふきん染め」ワークショップや、重厚感ある蔵で麻織物の機織りが学べる「布蔵体験」、奈良の春を描いたはがき作りができるワークショップなど、家族一緒に楽しんでいただけます。

朝だけじゃない!お昼からも楽しめるお土産

 特別な奈良の時間を、お土産に。鹿猿狐ビルヂング1・2階の中川政七商店 奈良本店では、奈良産の「かや織ふきん」や珈琲・和紅 茶の新作ほか、ここでしか買えない「見なおし品 手なおし品」も。さらに奈良を拠点に作陶をする作家・畑中篤氏の企画展も開催。


【引用元】

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000016802.html

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