持続可能性・SDGs
【USPジャパンの視点】
要約
① ミズノは、昨年から展開しているプロジェクト“【EM】SELECTION”の第四弾として、4月14日から5月11日まで渋谷スクランブルスクエアでSDGsをテーマにPOP UP ストアをオープンする。
② 米の籾殻を再利用したサステナブルな素材や奈良の伝統文化と新しい技術を融合した雪駄など、SDGs視点から生み出された商品や装飾、ノベルティなどを展開する。
解説
ミズノが1991年から取り組む 地球環境保全活動「Crew21プロジェクト」の進化
ミズノは「Crew21プロジェクト」開始から30年の節目の年である2021年4月から、環境保全活動だけでなく、社会も経済も包含した「MIZUNO CREW 21」をサステナビリティ活動全体を象徴するロゴとして制定した。
世界中の人々が安心して生活しスポーツができる地球環境を守ることは、スポーツの製品・サービスを提供するミズノにとって重要課題としている。その想いを体現したもののひとつとして本POP UPストアにも注目していきたい。
【記事の概要】
ミズノは、昨年から展開しているプロジェクト“【EM】SELECTION”の第四弾として、4月14日から5月11日まで渋谷スクランブルスクエアでSDGsをテーマにPOP UP ストアを期間限定でオープンする。また一部のミズノ直営店(MIZUNO TOKYO、MIZUNO OSAKA CHAYAMACHI、MIZUNO SHOP 横浜ポルタ)、ミズノ公式オンラインでも発売します。さらに東北地区ではじめて仙台パルコで5月14日からPOP UP ストアが期間限定でオープン予定。
【EM】とは、Experience the Extreme and Experimental Mizunoの略称で、スポーツで培った技術を体験してほしいという思いから昨年、スタートした。今回は第四弾としてSDGsをテーマに、ミズノならではのライフスタイルウエアが完成した。
余剰バイオマス(米の籾殻)を再利用したサステナブルな素材Triporous™
今回のコレクションは、柔らかな風合いとストレッチ性が特で、トレーニングやテレワーク、上着を羽織ればちょっとしたお出掛けにもいけるユーテリティウエアだ。
ソニーグループが開発したTriporous(トリポーラス)は米の籾殻から作られており、地球環境にも配慮したサステナブルな素材。Triporousを練りこんだ繊維は3大汗臭成分に対して消臭効果を発揮する。
奈良の伝統文化と新しい技術を融合した次世代の雪駄「SETTA C/6」
日本古来の履物である雪駄に着目し、形状は原型を留めながらも最新の技術によって履き心地を大きく向上させたモデル「SETTA C/6」を2019年に開発した。
雪駄のインソール内部にカーボン繊維強化プラスチックを採用。つま先部が高く、中足部を下げたアーチ形状を成型し、独特の転がり感と弾性のある履き心地を実現している。フットベット部分は涼しげな麻調織物、ミッドソール部分には低反発発泡ウレタンを採用。鼻緒の先端である先緒(さっきょ)にはポリエステル起毛PU加工を施し、肌触りが良く、痛みが出にくい工夫を施した。
サスティナブルなGIFTを
ミズノは、サステナブルな社会を目指す一環として、「PLUS∞GREEN PROJECT~緑を増やす、未来へつなぐ=(プラスグリーンプロジェクト)」に賛同している。
このプロジェクトは、従来廃棄される衣類などのポリエステル繊維を培地としてリサイクルすることで、人々がサステナビリティに親しみを感じるライフスタイルの実編を目指すプロジェクト。
今回、POP UPストア内の装飾やノベルティに使用している。ノベルティとしてポリエステル繊維リサイクルでできた土の入ったバジル栽培キットを数量限定でお渡し、その中には「ミズノテクニクス氷上工場」で廃棄された裁断くずも含まれている。また、Triporous商品を購入の方にはサトウキビの絞りカスから作られたメッセージを書き込めるGIFT BOXも準備している。
【引用元】
https://corp.mizuno.com/jp/news-release/2022/20220411.aspx
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